【バス釣り・リグ】 これだけは押さえておきたい!バス釣りにおけるリグの特徴と使い方(アクション法)を完全網羅!後編
バスフィッシングは様々なリグと言われる仕掛が存在します。
使用するリグにより攻める場所、アクション方法も異なってきます。
この記事ではリグの基本的なアクション方法、狙う場所の【後編】をご紹介していきます。
ぜひ参考にしてみて下さい!
フリーリグ
フリーリグとは名前の通り、遊動式のダウンショットシンカーにラインを通しその先にフック、ワームをセットするリグの事です。
基本的にはシンカーを固定するストッパーは使用しません。
シンカーを固定しないので先にシンカーが落ちていき、後からワームがフリーになり自重だけでゆっくり落ちていくのがこのリグの特徴です。
中層に浮いている魚や縦ストラクチャー(岩盤や立ち木)などについている魚に効果的なリグになります。
また細身のシンカーを使用する事が多いため、根掛かり回避能力もかなり高い事もフリーリグの特徴のひとつです。
アクション方法
リフト&フォール
フリーリグの代表的なアクション方法はリフト&フォールになります。
フリーリグの特徴であるシンカーが先に落ち、後からワームがフリーになり自重だけでゆっくり落ちていくアクションを最も活かす動かし方になります。
キャスト後リグがボトムに着底するまで待ちます。この時になるべくラインがフリーになるようにしてください。ラインテンションを張ったままだとシンカーとワームが離れません。
ボトム着底後シンカーからフリーになったワームが自重のみでフォールしているので少しの間待ちます。(ここでバイトが出ることが多いです。)
着底後数秒間のポーズ(ステイ)を入れ、バイトが無かったら再びロッドを縦にあおりリグをリフトさせます。
数回リフト&フォールを繰り返すとライン自体も沈んでしまい、リグがリフトしにくくなるので何回かこの動作を繰り返したら回収して再度キャストし直すことをお勧めします。
ズル引き
フリーリグはズル引きなどの横の動きにも対応ができ非常に万能なリグになります。シンカーとワームがフリーになっているためバイト時の喰い込みも非常に良く、喰い込みが浅いときにも有効です。
前編でご紹介したテキサスリグ同様にキャスト後リグがボトムに着底するまで待ち、「着底したらロッドのストロークを使ってゆっくりズル引く」⇒「ロッドのストロークで引いた分のラインを巻き取る」⇒「またズル引く」
これの繰り返しが操作方法になります。
ズル引いている最中に岩などの障害物に当たり、引っ掛かった場合は軽くシェイク。もしくはロッドを縦にあおりリフトさせて障害物から外す。
これにより、ズル引きとは違った動きで障害物につくバスに対してよりアピールする事が出来ます。
「着底したらロッドのストロークを使ってゆっくりズル引く」⇒「ロッドのストロークで引いた分のラインを巻き取る」⇒「障害物に当たったら、軽く引っ掛けてシェイクorリフトさせて外す」⇒ 繰り返し
こちらも有効的な操作方法となりますので、是非お試しください。
リーダーレスダウンショットリグ
リーダーレスダウンショットとはオフセットフック、シンカー、スプリットリングの3つ全てを直結したリグの事です。
ダウンショットで言う針からシンカーまでのリーダーがないことからリーダーレスダウンショットと呼ばれています。
狙う場所はテキサスリグ同様に障害物回りや地形変化、オープンウォーターと幅広く狙えます。
シンカーをスプリットリングで固定しているためテキサスリグに比べ水中での姿勢はより水平になりやすくフォール時はシンカーが真下に落ちていくため、タイトに障害物回りなどを攻めるのにオススメなリグです。
アクション方法
ストラクチャー打ち
リーダーレスダウンショットの基本的な釣り方のひとつはストラクチャー打ちになります。
このリグは先ほどご紹介した通り、シンカーがワームより先に落ちていく為、テキサスリグなどに比べ、よりタイトに障害物回りを攻められるのがこのリグの特徴です。
障害物を狙いキャストをします。
リーダーレスダウンショットを障害物回りにキャストし、ボトムまで落とします。フォール時はラインをフリーにするのがポイントです。ラインを張ってしまうとリグが手前によって来てしまいます。
リグがボトムに着いたらその場で上下に動かしたり、シェイクしたりします。
狙ったストラチャーで反応がなければ次をまた狙う。これがストラクチャー打ちの操作方法です。
カバーに対しては貫通能力が極めて高いですが、回収時はテキサスリグに比べ引っ掛かりやすくオススメはしません。
濃いカバーではテキサスリグ、薄いカバーや障害物回りはリーダーレスダウンショットと使い分ける事で釣果アップにつながります。
ズル引き
続いてご紹介するリーダーレスダウンショットリグを使用した、ズル引きのアクション方法です。
テキサスリグでもズル引きのアクション方法をご紹介しましたが、リーダーレスダウンショットリグはシンカーとフックをスプリットリングで固定しているため、テキサスリグと比べよりナチュラルなアクションが演出できます。
姿勢も水平になる為より喰わせに特化したリグになります。
ワームが水平になることでボトムにはシンカーのみがついている状態になる為、底取りの感度も良くなり、地形変化を探ることも有効です。
シンカーの重さ
シンカーの重さ基準は5g~7gとし、狙う場所の水深、カバーの濃さによってシンカーの重さを変えていくので数種類のシンカーの重さを揃えておくことをお勧めします。
よく使うフックサイズでウエイト別のシンカーをあらかじめセットした物を数個持っておくとより便利です。
キャロライナリグ
キャロライナリグとはシンカー、スイベル、リーダー、フックにセットしたワームを使用するリグの事です。
メインラインにバレットシンカーを通し、スイベルを取り付ける。リーダーにワームをセットしたフックを結び、メインラインに結んだスイベルの反対側にワームをセットしたらキャロライナリグの完成です。
シンカーが軽ければライトキャロ、重たければヘビキャロとも言われます。
リーダーがついているため、ワームがシンカーの制限を受けにくく、バスが違和感をあまり感じることなくバイトに持ち込むことが出来るのがこのリグの特徴です。
アクション方法
ズル引き
キャロライナリグのアクション方法もズル引きになります。
キャスト後リグがボトムに着底するまで待ち、「着底したらロッドのストロークを使ってゆっくりズル引く」⇒「ロッドのストロークで引いた分のラインを巻き取る」⇒「またズル引く」
これの繰り返しがズル引きの操作方法になります。
またポッピングといったシンカーをバウンドさせ、ポーズを入れるといったアクションも非常に有効です。
リーダーの長さが短いとワームがナチュラルに動きにくいため、リーダーの長さは80㎝から1メートルぐらいがオススメです。
リーダーが長くなる分アタリは分かりにくくなるので、ゆっくりとロッドを立てバスのアタリを確認するようにしましょう。
魚のレンジにリグを合わせ、ただ巻きをする「巻きキャロ」といったアクションもキャロライナリグが得意とするアクションのひとつです。
シンカーの重さ
ライトキャロライナリグシンカーウエイトは3.5g~7g、ヘビーキャロライナリグ10g~28gが基準になります。
ライトキャロライナリグでは3.5g、ヘビーキャロライナリグでは14gから釣りを開始し狙う場所の水深、飛ばしたい飛距離よってシンカーの重さを変えていく事をお勧めします。
シンカーが軽ければナチュラルなアクション、重ければキビキビとしたアクションも演出可能です。
スプリットショットリグ
スプリットショットリグとはワームをセットしたフックから一定の距離離れたラインの上にシンカー(ガン玉)をつけるだけの非常にシンプルなリグになります。
シンプルなリグの為、初心者からベテランまで誰しもが使えるリグになります。
キャロライナリグ同様シンカーとワームが一体化していない為、シンカーから先がフリーになりナチュラルなアクションが出すことが出来ます。
またキャロライナリグに比べ軽いシンカーが使える為、よりフィネスなアプローチが可能になります。
アクション方法
ズル引き
スプリットショットリグのアクション方法としてはキャロライナリグ同様にズル引き、巻きが非常に有効になってきます。
リグの紹介でもあったようにキャロライナリグの比べシンカーの重さが圧倒的に軽くできるので、ハイプレッシャーなフィールド、喰いが悪い状況で活躍するリグになります。
またズル引きの際はシンカーを引きずるので手元に伝わる感度が良くなります。
地形変化を探る際にも優れているリグになります。
シンカーの重さ
スプリットショットリグのシンカーウエイトは1gを基準に3.5gまでが基本となってきます。
キャロライナリグ同様シンカーの重さは狙う場所の水深、飛ばしたい飛距離よってシンカーの重さを変えていくので数種類のシンカーの重さを揃えておくことをお勧めします。
いかがでしたか?バス釣りにはさまざまなリグが存在し、なおかつアクション法やポイントも多く存在します。
さまざまなリグをマスターすれば、その分釣果UPに繋がります。ぜひこの記事を読んで、いろんなリグにチャレンジしてみてください。
このサイトについて
- クッキー(Cookie)について
- 当社サイトには、「クッキー(Cookie)」と呼ばれる技術を使用しているページがあります。当社は、アクセス状況を計測し、記録・分析するためにクッキーを利用する場合があります。この場合、当社は上記計測や記録・分析以外の目的で利用することはありません。「クッキー」とは、ウェブサーバがお客さまのコンピュータを識別するために広く利用されている技術で、アクセスされたお客さまのIPアドレスやアクセス日時等を記録します。ブラウザの設定を変更することにより、「クッキー」を無効にすることも可能ですが、その場合は、当社サイトの機能またはサービスの一部が利用できなくなることがあります。