2022.12.28
2022ハヤブサカップ全国選抜グレ釣り選手権 決勝大会
イベント概要
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イベント名 2022ハヤブサカップ全国選抜グレ釣り選手権 決勝大会 開催日 2022年12月3日(土) イベントレポート
レポート:ハヤブサカップ事務局
開催日:2022年12月3日(土)~4日(日)
開催場所:大分県・鶴見
参加人数:18名
ハヤブサカップ全国選抜グレ釣り選手権・決勝大会がおよそ3年ぶりに開催された。今回は大分県・鶴見を決勝のエリアに設定し、2日間に渡り予選から決勝までを行った。
大会1日目は予選となった。各地区・選抜大会を勝ちあがった選手18名が参加し、6グループに分かれての試合を行った。午前7時30分、競技開始。今回は90分を3セット行い、キーパー8枚までの総重量で順位を決定する。
カメラマンとして同行したグループには、国見選手、杉本選手、前年覇者の木村選手が同グループとなり、試合となった。磯は「白崎」に渡礁。
結果的にはキーパー8枚を全員が揃え、予選全体を見ても圧倒的な釣果となったのがこちらのグループだ。接戦を制したのは国見選手で8.755gを揃えた。試合序盤は思うような試合運びができていないようだったが、徐々にパターンを見つけ、良型も仕留めた。
本人に聞くと、「最初は鶴見で通用しそうな釣り方を試してみたが思うような釣果を得られなかった。自分がよく通う日振島(愛媛県)での遠投の釣りに変えたら釣果が出始めた」と語っていた。
風とうねりを考慮して湾内での予選となったが、場所により釣果にはバラつきが見られた。そんな中でも、篠崎選手(関東選抜)、飯沼選手(九州選抜)、金田選手(四国大会)、国見選手(四国選抜)、宮本選手(近畿大会)、小谷選手(中国選抜)らが、各グループを勝ち抜き、翌日に駒を進めた。
予選を終えた後には、懇親会を開催した。3年ぶりの大会ということで、選手同士の話も弾み、大いに盛り上がった。また、翌日の対戦相手を決める抽選を行い、それぞれが意気込みを語ったところで閉幕となった。
大会2日目は朝から小雨が降る中、準決勝がスタートした。対戦カードは、飯沼選手(九州選抜)×宮本選手(近畿大会)、篠崎選手(関東選抜)×金田選手(四国大会)、国見選手(四国選抜)×小谷選手(中国選抜)となった。
午前7時30分競技開始。カメラマンとして同行したグループは、国見選手(四国選抜)×小谷選手(中国選抜)の試合。朝からの小雨が止んだかと思うと、お次は強い風が吹き荒れる。
釣りづらい状況を制したのは国見選手だった。3匹1.980gを揃え、決勝へと駒を進めた。
他のグループからは宮本選手(5匹2.870g)、金田選手(1匹940g)らが勝ちあがった。
決勝の舞台は沖磯となった。昼にかけて風が強まるということで、湾内ではなく、波風の影響を受けにくい沖磯に渡礁した。
予選をともに戦った選手たちが見守る中、決勝がスタート。一番最初に掛けたのは金田選手、いきなり良型を仕留めた。他の2人も黙ってはいない、国見選手、宮本選手ともに竿を曲げる。一進一退の攻防が続く中、金田選手が2枚、3枚とリード。それに負けじと追い上げてきたのが国見選手。磯ローテをすることで戦況もガラッと変わり、ギャラリーを沸かせた。
無事に競技が終了し、帰港。検量の結果、国見選手が優勝。準優勝は金田選手、第3位は宮本選手となった。
今回は3年ぶりの大会となったが、まずは大きなトラブルや怪我などもなく、決勝大会を終えることができ良かったと感じる。
コロナ禍は続くと思われるが、来年もハヤブサカップは開催予定の為、ぜひエントリーしていただき、ONIGAKEならびに磯釣り業界を盛り上げていただきたい。
参加していただいた選手の皆様、お疲れ様でした。また、ご協力いただいた役員の皆様、第3正幸丸様、2日間ありがとうございました。
優勝 :国見 孝則 4匹 3,260g 速掛グレ浅層攻略
準優勝:金田 健市 3匹 2,015g 沈め探りグレα
第三位:宮本 光広 1匹 625g 極軽グストレート
ご協力いただいた渡船屋
第3正幸丸様
運営にご協力いただいた役員の皆様
小里哲也様
村中浩司様
由地卓也様
小原雄様