2023.11.02
Team ONIGAKE近畿 2023年度近畿地区選抜大会
イベント概要
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イベント名 Team ONIGAKE近畿 2023年度近畿地区選抜大会 開催日 2023年10月22日(日) イベントレポート
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レポート:嶋津栄規
10月22日(日)和歌山県串本町出雲エリアを舞台に関西、兵庫、和歌山の各支部より選出された代表選手にシード選手を加え、全国大会出場者を決める「チーム鬼掛近畿選抜大会」を開催しました。
荒天により開催が1週間遅れとなり当初予定していた参加人数から5名少なくなったものの大会当日は晴天に恵まれ海上も穏やかとあって絶好の大会日和となりました。
午前4時より受付を開始し競技説明では変更点などを中心に発表した後、組み合わせ抽選を行い1回戦9組の対戦を決定。
対象魚はグレ(尾長、口太、ウシ)で規定寸法無しの8匹までの総重量にて競う事となった。
午前5時30分、東の空が少しづつ明るくなる中、全選手を乗せ出船。穏やかな海上が嵐の前の静けさの様でこれから始まる激しい戦いを予想させる。各選手が渡礁し磯により時間差があるもの6時15分頃に1回戦開始となりあっという間に2時間の試合が終了。
選手全員を乗せ帰港後の検量では同匹数でしかも同重量と言った超接戦もあり、やはり激しい戦いとなったものの結果2回戦に進出する9名が決定。2回戦は「コレバイ」、「チョナ」、「アシカ」と言った釣果に実績のある磯を使用し、3人×3組にて決勝進出をかけ再び激しい戦いがスタート。2時間の戦いが終了し1回戦同様一旦帰港し検量。結果決勝進出は昨年度同大会の優勝者でシード出場の関西支部支部長の西スタッフ、和歌山支部の若手ナンバーワン蔵野さん、関西支部のベテラン実力者の窪さんとなりこの3名にて決勝戦を行うことになりました。
決勝戦は出雲の1級磯のひとつである「武八」。ロケーション抜群の串本の海を望め潮通しも良く水深もあり良型口太グレはもちろんの事、南紀エリアでは良型と言える40㎝クラスの尾長グレも狙える実績場である。
決勝戦は釣り座交替時のインターバルを5分とした40分×3セットの試合時間トータル2時間。じゃんけんにて互いに釣り座を決定した後12時10分に競技開始。沖先端部から西スタッフ、蔵野さん、窪さんの順にほぼ横並びとなるが西スタッフの釣り座から狙える範囲にはポイントとなる潮目やサラシがあり状況としては良いように感じる。予想通りと言った感じで釣り開始早々にグレのアタリを捉え連続でグレを取り込みすぐにパターンを掴み着実にグレを追加して行く。一方、蔵野さん、窪さんは潮の動きはあるもののこれと言った狙い所が少なく思うようにアタリを捉えられない様子で蔵野さん2匹に窪さん1匹で西スタッフが大きくリードし場所交替となる。
2セット目は潮の動きも良くなりつつある中、先端部に入った蔵野さんが早速本命のアタリを捉える。30㎝クラスとサイズも良く追撃態勢に入りポツポツと追加して行く。一方、西スタッフは窪さんと交替で入った釣り座となり潮の動きも鈍く中々アタリを捉えられない状況。窪さんは蔵野さんと交替となった釣り座から待望のアタリを捉え本命を追加し最後の場所交替となる。
最終セットは潮の動きに変化があり表層の流れはあるものの中層以下の潮の動きがかなり鈍く3者共に苦戦しアタリ無く時間が過ぎる。
そんな中、磯際を丁寧に探っていた西スタッフがアタリを捉え待望の本命を追加しここで試合終了となった。
帰港後検量の結果、優勝は西スタッフとなり連覇達成。2位に蔵野さん、3位に窪さんと言う結果となりました。
西スタッフと蔵野さんは近畿選抜代表として全国大会出場が決定となりましたので大いに活躍して頂きたいです。
表彰式終了後には出場者全員に当たる福引き抽選会と大いに盛り上がり大会は無事に終了となりました。
株式会社ハヤブサスタッフ、参加者の皆様お疲れ様でした。
最後に今回お世話になりました出雲谷口渡船様ご協力誠に有難うございました。
優勝 西 勲 (関西支部スタッフ) 8匹 2,990g 使用ハリ 速掛グレ広層攻略4号、極軽グレ3号
2位 蔵野 真隆 (和歌山支部) 5匹 2,520g 使用ハリ 極軽グレ6号
3位 窪 直樹 (関西支部) 2匹 1,340g 使用ハリ 速掛グレ広層攻略4~5号