2024.11.13
Team ONIGAKE東北 2024年度秋田3回大会
イベント概要
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イベント名 Team ONIGAKE東北 2024年度秋田3回大会 開催日 2024年11月9日(土) イベントレポート
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レポート:内田 雄大
暑かった夏(というか暑すぎ、残暑厳しすぎ!)も過ぎ去り、ここ秋田にも秋を感じる時期になってきました。こないだようやく夏が終わって、やっと秋がやってきたかと思えばあっという間に初雪の便りも聞こえてきて目まぐるしく季節が巡ってきている感じな今日この頃の秋田です。
先日、11月9日にTeam ONIGAKE東北秋田支部大会の第3回目が行われました。今回はその3回大会のレポートです。
この第3回支部大会ですが、元々、9月に開催予定でしたが悪天候の為、中止となっていたのですが支部会員さん達の「是非とも開催したい!」という強い想いにより、時期をずらして開催する事になりました。
今回の舞台は男鹿半島は加茂エリア!政運丸さんのご協力の下開催させて頂きました。
秋磯ハイシーズン突入!という事で会員さん皆、気合い十分。6時出船となりました。
港を出て船は一路北方面へ、天気は良かったものの、予想はしていましたが予報と異なり、前日までの風が落ちず波も落ちず、予想していた状況より厳しい海況での大会となりました。更に数日前からの急激な気温低下もあり、水温も急低下してしまったようで魚の活性もイマイチな状況という状況です。船長判断で安全に渡礁できる磯を選んでいただき、2~4名での渡礁となりました。支部大会は交流も兼ねていますので人数が多くても全然問題ありません。会員同士が荷物の受け渡しをサポートし合い、無事に渡礁完了です。
今回の支部大会は東北選抜大会と同様のレギュレーション、
「メジナ8匹までの総重量、規定サイズなし」で競います。その他に特別賞としてクロダイ、マダイの各1匹の最長寸を設けました。
私は大会の賞には絡みませんがイチ支部会員として最後に渡礁できるところを探していただき、漁港を出てすぐ(30秒)の下黒島に会員の児玉氏と渡り、釣りをしてみました。私が立ったポイントはエサ取りは気にはならず、潮ゆっくりですが当て気味な状況です。コマセを足下、ポイントにうちわけ、遠投を意識して釣ってみました。次第にですがメジナの反応も出てきて、決して大きなサイズではありませんが男鹿のアベレージサイズの25㎝~が釣れて来てくれます。尺上サイズも混ざり、あれこれ試しながら打ち返しました。同礁した児玉氏も同じような状況。途中、潮が変わったのかパタッと魚っ気がなくなり、厳しい時間に…あきらめず納得のサイズを目指して黙々と打ち返しておりました。途中経過を各磯に伺うも、あまりぱっとしないような状況…あっという間に時間が過ぎていきます…
海況はだんだんと落ち着いてきているように見えます。果たして釣果は?デカい魚は出たのか?あれこれ気になります。無事に定刻14時納竿となり、回収です。いまいちな状況ながらも笑顔の会員たち。今日の釣りを楽しんだ様子です。
いよいよ検量です、厳しい状況ですが検量に魚が持ち込まれました。
結果は優勝塩谷 良さん 2位児玉大人さん 3位斎藤佑生さん という結果となりました。
以下、入賞の3名のコメントです。
優勝 塩谷さん 使用ハリ 極軽グレ6号 速掛グレ浅層攻略7号
「仕掛けは、半誘導・4ヒロのところで浮き止め、極軽6号でした。朝の内、払い波に乗せ足元へこませをうち、竿3本先ほどへ投入!4~5回ほどすると、小さなメジナ!更に続けて30㎝のメジナがあたり、タモ入れしました。その後しばらく釣れずでしたがポツポツと拾い、検量に出しました」
支部最年長の塩谷さん!通称レジェンド塩谷さん!毎回釣りを楽しみながらしっかり釣ってきます。何よりも釣りを楽しんでいる様子は我々会員のお手本です。これからもたくさんいい釣りしましょう!おめでとうございます。
2位 児玉さん 使用ハリ 速掛α広層攻略5号
「半遊動ウキ0号ハリス2ヒロ中間にG7、タナ竿1本+α(シモリ)5号。海水温の急低下により活性低く、釣れるタイミングは潮流が切り替わるタイミングのみ。そのタイミングを逃さないよう仕掛けを入れ続けた。ランチにカップラーメンを食べたか食べなかったかが勝負の分かれ目だったと認識している(笑)餌に群れるコッパも見えず、最後までタナを捉えきれなかった。竿1本半のタナで通したが、全遊動テンションフォールの方が良かったのではないかと後悔している。」
2位には支部長と同礁した児玉さん。厳しい状況ながらもあきらめずに釣りきりました。前回も2位!おめでとうございます。
3位 斎藤さん 使用ハリ 潮流尾長6~7号 夜尾長9号
「昨日は何の根拠もありませんが、ハリス2.5号×2Mに尾長ばり7号メインで遊動50センチ、G玉段打で、サラシの内を強制的に釣ってました。1匹釣れたら直ぐ餌取りが湧いてくるので、移動しながら拾い釣りで何とか8匹集めました。残念ながら尾長は訪れませんでしたが、こっぱグレが9号ばりで釣れたのが、凄いと思いました。さすがに最後は6号までおとしました。カップラーメンは準備してませんでした(笑)」
3位は前回優勝の斎藤さん、実は尾長狙いだったようですね。厳しい状況ながら拾ってくるのはさすが!おめでとうございます。
場所ムラはあったようですが、厳しい状況でいかに魚を掛けるか、あきらめずに打ち返すのが勝負の分かれ道だったようです。
厳しいながらも特別賞のクロダイの釣果もあり、計3匹釣り上げた佐藤さん(支部最年少)が受賞。マダイの部はしっかりと塩谷さんがゲット!(サイズはご想像におまかせします)
惜しくも入賞に届かなかった会員もそれぞれの場所で楽しく釣りができたようです。
表彰では今回残念ながら参加できなかった会員からのサプライズ協賛もあり、大変豪華な賞品ラインナップ、表彰式となりました。
参加者全員になんらかが受け渡り、釣れても釣れなくても、楽しく和気あいあいとした雰囲気のなか、最後には支部大会の獲得ポイントをまとめ、表彰も行いました。
最後まで大盛り上がりの表彰式でした。表彰式後は簡単にですが支部総会を行い、報告事項や来期のイベント案の確認を行いました。
最後になりますが
協賛いただいた、ハヤブサさん毎回多大なる協賛、ご協力をいただいているつりショップ海風さん渡船協力、協賛を頂いた政運丸さん本当にありがとうございました。
第3回Team ONIGAKE東北秋田支部大会
本賞(メジナ8匹までの総重量)
優勝 塩谷 良
2位 児玉 大人
3位 斎藤 佑生
4位 山田 千幸
5位 工藤 政邦
特別賞
クロダイの部 佐藤 慎之助
マダイの部 塩谷 良
年間秋田支部総合
優勝 山田 千幸
2位 塩谷 良
3位 斎藤 佑生
去年発足した秋田支部。今年初でしたが3回の支部大会を開催させていただきました。参加の会員さんが毎回楽しく、釣れても釣れなくても笑顔があふれ、和気あいあいとしておりました。回を重ねるごとに会員同士の交流も深まり、昔からの仲間のような仲で会員同士がお互いをリスペクトしている姿が印象的です。
これから東北、秋田は厳しい冬のシーズンを迎えますが、これからまだまだ、ベストシーズン。他地域よりは短いベストシーズンですが、大型のメジナ、マダイ、そして秋田の冬の風物詩、寒のクロダイと狙いはたくさんです。
機会があれば是非、秋田、男鹿半島に足を運んでみてはいかがでしょうか。会員一同お待ちしております。