2018.04.12
TeamONIGAKE九州 2018年度長崎佐賀支部第2回大会
イベント概要
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イベント名 TeamONIGAKE九州 2018年度長崎佐賀支部第2回大会 開催日 2018年4月1日(日) イベントレポート
開催場所 :佐世保
対象魚 :チヌ(5匹の総重量)–平山 康弘–
長崎・佐賀支部の第2回大会は、佐世保のガニ瀬まわりで行われた。暫くいい天気が続いたので水温も安定して好釣果が期待されたが、水温の上昇もそれほどなく、まだ乗っ込み最盛とは行かず、本来生えているはずのホンダワラも例年の半分も満たない状況で、厳しさを感じつつの釣行となった。ただ終わってみれば、場所ムラは見られるものの各場所でチヌの便りは見られたようである。
今回は新会員3名とほぼレギュラーになりつつある会員さんの中3息子さん1 名を加えた25名の参加者でチヌ5匹の総重量を争った。残念ながら全員安打とはいかなかったが25 名中12名が、1~3枚のチヌを検量に持ち込むことができた。
私は中ノ瀬と言うところの中に牟田会員と降りた。牟田さんは風下向きのワンド狙い。私は本島向きの船付での竿出しとした。あしもとから2~30mは潮行きがはっきりせず、当ててくることも多い状況だった。そこでなかなか近寄らない潮筋へ大遠投をして狙っていると、数投目に小さいながらもマダイが連続で反応。その筋をオキアミからダンゴにローテーション。底攻めチヌ2号にめっちゃ喰うトウモロコシを平たく付けて流すとこれがお気に召したのかラインが弾け飛んで50弱を1枚GET。このパターンであたりが続くかと思われたが、この1匹で潮が変わってしまう。その後はふらふらする潮と強くなってきた向かい風に翻弄されながら牟田さん共々ノーバイト。そこへ運良く見回りの船が瀬変わりを聞いてきたので移動を決め船に乗り込む。他の会員さんを見回るが、瀬変わりを希望したのは永峯ペアのみ。それでも柴田君は1尾をあげていた。二人を沈み瀬に降ろしたあと、私たちは中ノ瀬の地側に戻る。牟田さんが沖向きの突端に入られたので、私は本島向きに釣り座を構える。初めはマキエが溜まりそうな場所か沈みのまわりを探ったが餌取りがぽつりぽつり当たる程度。そこで狙い方をチェンジして潮がよく動く筋を探すことに。暫くはフグの反応ばかりだったが残り時間も2 時間を切った頃、さっきまでより良い潮が動き出した。50m 近い遠投を続け、腕はぱんぱんだったが、層探りチヌ2号にオキアミ生をつけた仕掛けで久しぶりにチヌらしきあたりを拾う。これも50cm弱の元気の良いチヌでにんまり。その後残り30分を切ったところで同じポイントを探っていたら、ラインがいきよい良く放出され、小さいながらも3匹目のチヌを追加して時間切れとなった。
帰港後の検量では、最後の1尾が効いたのか、幸運にも3匹4700gで優勝を勝ち取ることができた。検量こそ11名だったがデカマダイらしきあたりも含めバラシや針外れも結構多く、50cmクラスのマダイや45cmクラスのイサキ、尾長らしき急襲もあったようで、結構賑やかな釣りとなったようだ。第3回大会は6月17日を予定している。