2024.12.09

Team ONIGAKE FINALS TOURNAMENT2024

イベント概要

イベント名 Team ONIGAKE FINALS TOURNAMENT2024
開催日 2024年11月30日(土) 〜 2024年12月1日(日)

イベントレポート

レポート:上田泰大

 

Team ONIGAKE FINALS TOURNAMENT2024
開催日:2024年11月30~12月1日

Team ONIGAKE全国大会が三重県尾鷲で行われました。
この大会は、東北から九州の各地区で大会を行い、代表決定トーナメントに勝ち抜いてこられた選手と前年のシード選手を合わせた24名で行われました。但し今回に限り、第1回ということで昨年のハヤブサカップ決勝大会上位3名の方をシードとして出場していただきました。
1日目は抽選により4名1組の6ブロックとしマンツーマン対戦による3試合のリーグ戦を行います。
勝敗優先順位は総重量 > 総匹数 > 1 匹長寸です。各ブロックトップの選手が翌日の準決勝に進みます。
対象魚はグレ、規定サイズ無しの8匹までの重量です。

6時出船。尾鷲の磯12か所に分かれて選手を降ろしていきます。前日のスタッフによる調査ではエサ取りのアイゴが多く、選手は苦戦を強いられると予想していました。

しかしさすが全国から勝ち抜かれたファイナリスト達、初日の試合を終え検量に回るとは次々と釣られたグレが検量に出されました。

Aブロックは激戦で
青木選手、土谷選手、安斉選手が2勝1敗で何と3選手がポイント21点で並びました!
その中でも合計重量6,170gを釣られた青木選手が勝ち上がり。
わざとマキエをサシエと合わさず、外にサシエを沈めて釣ったとの事でした。

Bブロックは
乾選手が3勝で勝ち上がり。
小山のハナレで終了間際に40UPのグレを釣られるなど他者を寄せ付けず、圧勝でした。

Cブロックは
3勝された菊地選手が勝ち上がり。
鹿児島を前日の朝に出発、車で自走されて来られた菊地選手は半端なくパワフルでした。
前年度、準優勝の細川選手は前日にプラクティスをした磯、小山のハナレでまさかの敗退となりました。

Dブロックは
前年度優勝の西選手が3位の国見選手と激突!
125g差と僅差で勝利!小川選手との試合も20g差で辛くも勝利されました。
小川選手と21ポイントで並ぶも、重量差で西選手が勝ち上がり。

Eブロックは
磯周り的にこの日、グレの活性が低い磯を使うことが多かったです。
それでも0対0の試合は無く、手のひらにも満たないグレを繊細な仕掛けで釣られまし
た。その中でも安定した釣りで杉本選手が3連勝で勝ち上がり。

Fブロックは
3連勝の上田選手が勝ち上がり。
ハリスは落とさず、掛けた魚は必ず取る釣りで釣果を重ねられました。

 

夜は懇親会を兼ねた準決勝の抽選です。

小里マスターインストラクターの激励の乾杯でスタート。

抽選の結果、以下の通りとなりました。

第1組 菊地直 VS 乾隆治

第2組 青木大志 VS 西勲

第3組 上田絋司 VS 杉本真二

その後、各選手来年に向けての意気込みなどを語り、最後に関東の井上地区長の一本締めでお開きとなりました。

 

2日目、準決勝は大石のハナレ、潮吹き、尾崎のハナの3ヶ所を使いました。
潮吹きで菊池選手と乾選手が対戦。
乾選手は沖の深いタナにグレを見つけ、ヒットに持ち込むがグレが大きすぎたのかラインブレイク。ここで敗退となり、菊地選手が決勝へ

第2組は大石のハナレで青木選手と西選手が対戦。
西選手はいいサイズのグレを掛けるも、根に潜られてバラシ。
続いて掛けたグレには、チモトを切られてバラシとリズムに乗れず、ここで敗退。
前半に船着側で良いサイズを揃えられた青木選手が決勝戦に進みました。

第3組は尾崎のハナで上田選手と杉本選手が対戦。
前半、右に入った上田選手は当て潮を味方に付け30cm前後のグレを連発!
杉本選手は後半に良いサイズを釣り追い上げるも届かず。
前半のリードを保った上田選手が決勝へ進まれました。
決勝戦は菊地選手、青木選手、上田選手が対戦。
磯は投石で行われました。
選手、役員が見守る中、試合がスタート。

1試合目の釣り座は海に向かって左に上田選手・真ん中に菊地選手・右に青木選手という選択となった。

20分間は魚が出てこず、静かな時間が続きます。
沈黙を破ったのは真ん中から釣りを開始した菊地選手。30cmのグレを取り込まれました!

他の選手はベラやキタマクラなどの餌取りが釣れるもののなかなかグレを見つけることができません。
菊地選手は場所交代前に上滑りの潮を攻略し、手のひらサイズを1枚追加。

場所交代して、真ん中に入った上田選手がグレを1枚追加する。が、潮が止まってしまい、サシエが残る時間帯が続いた。

最後の場所交代後、釣れている真ん中のポイントに入った青木選手のウキが勢いよく沈んだ!しかしスバリを引いてしまう!
貴重なアタリを逃してしまった。

右側に入った上田選手が小さいながらも2枚グレを追加し、試合が終了となりました。

港で検量の結果

2匹480gを釣られた鹿児島の菊地直選手が優勝となりました。
準優勝は3匹260gを釣られた上田絋司選手
3位は青木大志選手となりました。

 

  • 使用されたハリ
    優勝 菊地選手
    短軸のませ(浅層攻略)4,5号
    「沈めるスピードを変えるのに4,5号を使い分けた」

    準優勝 上田選手
    極軽グレ 4,5号
    「いつも使っている。軽くて自分に合う」

    3位 青木選手
    短軸のませ(浅層攻略)3号
    「尾長の出る磯は速掛グレ4,5号を使った」

 

今回の出場選手から
「自分の知らないハリの使い方や、釣りの情報が交換できた」
「全国の釣り仲間と交流できて仲良くなれた」
「レベルの高い技術が勉強できた」
「自分の釣技を試すことができた」
「Team ONIGAKE全国大会でしか得られないものを見つけられた」
「とても楽しかった」

と、お喜びの声を沢山頂きました。

また来年からチーム鬼掛の支部大会・地区大会が始まります。
是非、あなたもチャレンジしてみてください。

選手のみなさま、役員のみなさま二日間お疲れさまでした。

川端渡船様お世話になりました、ありがとうございます。

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