ライトカゴ釣り
kago
仕掛を投げて投入し、アミエビなどの撒きエサと仕掛に付ける刺しエサ両方を使って魚を狙います。
アジやサバ、グレ(メジナ)などが狙えます。ちょっと釣りに慣れてきて少し大きい魚も狙いたい!という方におすすめです。
ライトカゴ釣りの主なターゲット
アジ:食べて美味しい釣れると嬉しい魚。堤防付近を狙うサビキ釣りなどよりも少し大きめのサイズを狙えます。
サバ:傷みやすいので釣れたらすぐに占めてクーラーボックスに入れましょう。
グレ(メジナ):磯釣りで人気のターゲット。堤防から釣れる時もあります。
ライトカゴ釣りに必要な道具
ライトカゴ釣りをする際に必要になる道具を紹介します。
その他、釣りに必要な道具は「準備する持ち物」をご覧ください。
ライトカゴ釣り仕掛:ウキ止め、ウキ、天秤カゴ、オモリ、鈎が一般的な構成です。
エサカゴ:撒きエサを入れるカゴ。こちらは天秤と一体型の天秤カゴです。※仕掛とセットになっている場合は別途用意しなくて大丈夫!
ウキ:魚のアタリを確認するために仕掛の一番上に付けます。※仕掛とセットになっている場合は別途用意しなくて大丈夫!
撒きエサ:エサカゴに入れるエサ。海に撒くことで魚が寄ってきます。アミエビをブロック状に凍らせたものや、チューブタイプのものがあります。
刺しエサ:鈎に刺して付けるエサ。虫エサやオキアミなどがあります。
すいこみバケツ:簡単に撒きエサをエサカゴに入れることができる便利アイテム。
割りばし:撒きエサが最初は凍っているため、削る・ほぐす・混ぜるなど持っていればなにかと便利。
スプーン:すいこみバケツが無い場合、エサをエサカゴに入れる時に必要。チューブタイプのエサの場合はなくてもOK!
ライトカゴ釣りの仕掛け
ライトカゴ釣りの仕掛けは一般的なウキ釣りの仕掛けにカゴが追加されたものです。上から順に「ウキ止めゴム」「ウキ」「ウキ止めゴム」がついており、その先に「オモリ付き天秤カゴ」がついています。※オモリ付き天秤カゴの部分は「天秤+カゴ+オモリ」や「オモリ付きカゴ+天秤」になっているものもあります。そしてその先に魚を喰わせるための鈎のついた仕掛部分が続きます。少し複雑な構成になっているので、最初から全部そろっているセットものがおすすめです。
HA197
コンパクトロッドかんたんライトカゴ釣りセット
アジやサバ、メジナ(グレ)が手軽に狙える!
ライトカゴ釣りに必要なアイテムがセットになったかんたん仕掛です。
仕掛の準備
竿にリールの糸を通した状態からの手順を解説します。
パッケージを開けて、道糸の先端にあるチチワにリールの糸を結びます
仕掛のピンク色の糸をウキの手前まで外し、リールを巻いて糸を巻き込んでいきます。
このとき、仕掛の糸を抑え、テンションを掛けながら巻き込むのがポイントです。糸が緩んだ状態で巻き込むとライントラブルになりやすいので注意しましょう
仕掛の途中についてるウキとカゴ天秤を外します。
仕掛をパッケージから全て外します。
釣り竿を伸ばして準備完了です。仕掛は上からウキ・カゴ天秤・鈎の順番でセットされている状態です。
エサの準備
ライトカゴ釣りではアミエビなどの撒きエサと仕掛に付ける刺しエサ両方を使って魚を狙います。
刺しエサの準備
虫エサやオキアミなどを使用します。エサは仕掛のカラバリに取り付けます。スキンなど擬餌のついた鈎にはつけなくて大丈夫です。
撒きエサの準備
アミエビは常温タイプやチューブタイプのもの、ブロック状に凍らせたものなどがあります。
スプーンや、割りばしでエサカゴにエサを入れましょう。チューブタイプのものは直接チューブで入れられます。
ブロックタイプのものは解凍する必要があるので、次の「すいこみバケツ」を使った方法を参考にしてください
すい込みバケツを使う場合
水汲みバケツで海水を汲みます。
すいこみバケツに海水と撒きエサを入れます。
撒きエサをほぐし、しっかり海水と混ざれば完成です。
さあいよいよ
釣ってみよう!
釣りを開始する準備は出来ましたか?ではいよいよライトカゴ釣りの釣り方を説明します。
ライトカゴ釣りでは二種類の餌を使って魚を引き寄せます。最初は撒きエサで魚を集めるところからスタートです。
仕掛にウキがついているので、魚のアタリはウキの動きで判断できます。
ウキの動きにも注目しながら釣りをしてみましょう
釣り場の水深に合わせて、ウキ止めをスライドさせてウキ下(ウキから鈎までの長さ)を調節してみましょう。
海を覗いたときに魚を目視できればウキ下を短く、目視できない場合、魚は深場にいることが多いのでウキ下を長くして探ってみましょう。
竿を持ち、仕掛を投げます。このときリールのベールは起こしておきます。※投げる前に重みで糸が引き出ないよう、投げるまでは指で押さえておきましょう。
仕掛が海底まで沈むとリールから出る糸が止まるので、リールのベールを倒して糸を巻ける状態にします。
ウキが水面に立ったのを確認したら、リールを数回巻いて糸フケ(糸のたるみ)を取ります。
竿を振ってカゴを動かし、捲きエサを海中に拡散させます。
仕掛を流しながらアタリを待ちます。
魚がエサに喰いつくとウキが沈みます。これがアタリです。アタリがあればリールを巻いて糸のたるみを取り、アワセます。
魚が掛かれば竿を立てて魚とやり取りします。
水面まで巻き上げて、周囲の人に気を付けながら魚を陸にあげます。最後に魚に掛かった鈎を外します。
魚は水汲みバケツにしばらく泳がしておくか、クーラーボックスに入れましょう。リリースする場合はそのまま海に帰してあげましょう。あとは、同じ手順でどんどん魚を釣っていきます。
魚が釣れない!?
カゴに餌を詰めすぎていませんか?
あまり詰めすぎるとエサの出が悪くなってしまうので注意しましょう。カゴに対して8分目くらいが目安です。
潮目を狙う
水の流れがぶつかると海面に「潮目(しおめ)」ができます。
海面に帯状の筋目が見えたり、泡立っているように見えたりします。
潮目周辺にはプランクトンなどの魚のえさが集まりやすく、自然と魚も集まってきます。
海面を観察して、潮目を見つけたら積極的に狙ってみましょう。
タナを変えてみる
アタリがないときはウキ下のラインの長さを調整し、狙う層(タナ)を変えてみましょう。