「釣りはしてみたいけど、どうやってやるか分からない・・・」という方のための釣り入門講座。
持ち物から釣り方まで、釣りに行く前に知っておくと役に立つ知識を紹介します。
安全に釣りを楽しむために気を付けておく事や、みんなが気持ち良く
釣りを楽しめるように知っておくべきルールなどを紹介します。
水辺の活動ですので、ライフジャケットを着用しましょう。特にお子様は、釣りに夢中になって足元への注意がそれてしまいやすいので、必ず着用させるようにしましょう。
釣り鈎には、掛かった魚が外れないようにカエシが付いています。カエシが奥まで刺さってしまった場合は無理に抜かず病院に行くのが最善です。不安な方はカエシの無い鈎を使用した仕掛をオススメします。
自分たちだけではなく、周りの人に鈎が刺さってしまわないように十分注意してください。特に仕掛を投げる場合は、後ろを確認してから投げるようにしましょう。お子様が投げる場合や竿をもって移動する場合は、ご家族様がしっかりと気を付けておきましょう。
魚はヒレの部分など鋭く尖っている箇所があるので、生きて暴れる魚を素手で掴むのは危険です。また、釣りでは毒を持つ魚も釣れるため、鈎を外す時や持ち運ぶ際はお魚掴みを使用しましょう。
基本的に釣りは自然の中での活動ですので、天候に十分気を配りましょう。雨による急な増水や風でいきなり波が高くなるなど、状況が一気に変わる時があります。釣行の際は、天気予報を確認してから出かけるようにしましょう。
足場が濡れて滑りやすい場所や足場が安定しない場所などは避けましょう。特にお子様との釣りの際は、十分安全を確保できる所で釣りをしましょう。
自然環境を守るため、ゴミを捨ててはいけません。もし釣り場に釣り鈎や糸を捨てていると、後に来た人に刺さる・絡まるなどして大変危険です。釣りで出たゴミは必ず持ち帰るか、設置してあるゴミ箱に捨てて皆が気持ち良く釣りができる環境を保ちましょう。
周囲に釣り人がいる場合は、近くで走り回る、必要以上に騒ぐなど周りの迷惑になる行動は控えましょう。みんなで楽しく釣りをするのは良い事ですが、最低限の気配りを忘れずにしましょう。
基本的に釣り場は先に釣りをしている人が優先されます。また、釣り人と釣り人の間の狭いスペースに無理に割り込むことはトラブルの原因になるため、やめておきましょう。逆に後から人が来た場合、少しスペースを空けてあげるなどして、みんなで楽しく釣りをしましょう。
魚の子どもが釣れた場合、資源保護のためにも持って帰らずリリースしましょう。 リリースする場合は、魚が火傷をするので直接手で触れずにやさしく鈎を外して、帰してあげましょう。
釣りで出会う魚の中には毒をもっているものも。
誤って触ったり、食べてしまったりしないように気を付けましょう。
ここでは代表的な毒魚を紹介します。
※危険な魚はほかにもいますので、怪しい魚が釣れたらいきなり触らないようにしましょう。
アイゴ:堤防釣りでもよく釣れる魚。
棘に毒があるので触らないように注意。
ゴンズイ:背びれと胸鰭に鋭い毒棘がある。
成魚は夜釣りでよく釣れるので暗がりで間違えて掴まないように注意しよう。
ハオコゼ:釣りはもちろん、潮だまりにいることもあるので磯に行くときは注意しよう。
アカエイ:尾に強大な毒棘を持つ。
とても危険なので釣れてしまったら糸を切って逃がしましょう。
ヒョウモンダコ:唾液にフグ毒があり、噛まれると危険。食べてもいけません。
キタマクラ:フグ毒をもっており、食べることができません。
クサフグ:小型のフグ。
フグ毒があり、資格のない人が捌いたものは食べてはいけません。
歯も鋭いので注意しましょう。
ハコフグ:観賞用として飼育されることもありますが皮膚から毒を出すことがあり、同じ水槽の魚や自身をも殺してしまうことも。 資格のない人が捌いたものは食べてはいけません。
イシガキダイ:食物連鎖によって体内に毒を蓄積していることがあり南方域の固体や本州周辺でも大型になるほど毒をもっている可能性が高い。
アオブダイ:毒があるほか、あごの力もとても強いので注意しましょう。
ソウシハギ:南方系の魚ですが近年は関東や東北でも見られるように。
パリトキシン毒があるので食べてはいけません。
釣りを始めるための準備から、釣った後の料理方法まで。
より一層釣りを楽しめるようなコンテンツをご用意しました。