”ただ巻き”ショアジギングとは?
ショアジギングのみならず、様々なルアーフィッシングでよく耳にする「ただ巻き」。
このアクションは読んで字の如く巻くだけ。ただ巻くだけのアクションです。
ショアジギングのアクションは、難しそう・・・。そんなイメージを払拭する、だれにでもカンタンにできる”ただ巻き”ショアジギングをご紹介します。
ただ巻きは釣れる?
ズバリ、「ただ巻き」は釣れます。特にショアジギングにおいては、体力の消耗も少なく、だれでも手軽にできるアクションです。にもかかわらず、驚くほどよく釣れるため、最もオススメできるアクションです。
イメージしやすいように、先にただ巻きショアジギングの実釣動画を載せておきます。
おすすめのジグ
ただ巻き用に設計されたただ巻き専用のジグがあります。基本的にどのジグでもただ巻きで誘うことは可能ですが、
釣れる確率を考えると専用のジグがおすすめです。
基本動作
読んで字の如く「投げて巻くだけ」です。ジグを投げて着水したら底まで沈めて、一定のスピードを保ちながら巻いてきます。
ただ巻きのスピード
ただ巻きするスピードについては、1秒間に2回転が目安。実際にやってみるとかなり速く感じるかと思いますが、逆に遅すぎると魚に見切られます。青物なら速いスピードでもカンタンに追いついてきますので、「速めに巻く」ことを意識してください。
アクション
ストップ&ゴー
ただ巻きの動作の中に「止め」(ストップ)を入れることです。そうすることで、「喰わせの間」を作ることができ、魚がヒットする確率が上がります。
2~3秒ストップさせたあと、また同じようにただ巻きし、ある程度巻いたらまたストップ。これを繰り返します。大切なのは、魚が反応する「変化」を取り入れることです。
スピードの緩急
ただ巻きは基本的に一定スピードで巻きますが、スピードを速めたり遅めたり、緩急をつけることをオススメします。
これもストップ&ゴーと同じく魚が反応する「変化」であり、スピードの緩急は魚にスイッチを入れさせやすくなります。
ヒット確率が上がるポイント
魚が追いかけてきていることをイメージする
ただ巻き中に、「今魚がジグを追ってきている」ことを常にイメージします。そうすれば、上記のストップ(喰わせの間)のタイミングを作りやすくなります。ただ巻きを極めれば、自分が意図するタイミングでヒットさせることも可能になります。
レンジ(タナ)
レンジとは魚が泳いでいる層(タナ)のことです。レンジは大きく分けて3つあり、表層、中層、ボトムに分けられます。
どのレンジに魚がいるかその日によって変わりますので、全てのレンジを探る必要があります。「ただ巻き」は横に引く釣り方なので、一定のレンジを集中的に探ることができます。
狙い方の例
ボトムまで沈めて下層を探り、反応が得られなければ中層、表層と探っていく、、、など
時間帯によりただ巻きするレンジを変える
上記のレンジ攻略の追記として、時間帯によって魚がいるレンジが変わります。
傾向として、朝マヅメ・夕マヅメは表層、昼間は中層~ボトム付近でのバイトが多いです。
特に活発に青物が動き回るチャンスタイムである朝・夕マヅメは、中層以上のレンジを集中的に探りましょう。
応用編
一定の層を狙うだけでは魚が反応しづらい場合もあります。上方向に逃げ惑うベイトをイメージし、中層から表層へ巻き上げていくように探るなど、層から層へまたぐように誘うと高確率でバイトを誘発できます。
ただ巻きは釣れる!
ショアジギングにおいて、ただ巻きは最も基本的なアクション且つ、だれでもカンタンに魚が釣れるアクションです。
お子様や女性の方、初心者の方にも是非オススメしたいアクションですので、皆様是非、ジャックアイでただ巻きを試してみてください。